ブラックリストってどういう基準で入るの?

ブラックリストといっても最近では様々に使われており、病院の対応に困る患者や店舗にクレームが多い人などにも○○のブラックリストという呼称が使われますが、ここでは金融関係で問題を起こした人を限定してブラックリストと呼びます。
さて、消費者金融やクレジットカードで支払いが遅れたりするとブラックリストに載り、金融機関で共有する信用情報に傷がつくといわれています。ブラックリストに載るという事はこの人とは契約しちゃダメだよー!という触れ込みがあちこちでされる様なものですから絶対に避けたいですよね。
ではブラックリストには何をすれば掲載されてしまうのでしょうか。

支払いが滞る

お金を借りるといつにいくら払わなければいけないという契約をしますね。会社によって基準は違うかと思いますが何度も支払いが滞るとブラックリスト入りという事になってしまいます。
やはり契約の上でお金を借りているわけですから、貸す側からすれば決まっている日までに支払いが無いと不安になりますし、そんな人ばかりだとそもそも金融業というのは成り立ちませんよね。給料日にきちんと給料が支払われるから働くのであって、それが不定期になるとその会社をほとんどの人はやめるのではないでしょうか。
お金を決まった日に返さないというのはこれと逆の論理が成り立ちます。給料がきちんと支払われない会社をブラック企業と呼ぶように、お金をきちんと返さないとブラックリストに載るわけです。

債務整理

債務整理には自己破産や任意整理、特定調停などがあります。どれもした瞬間にブラックリストに載ってしまいます。
まあこれらを考える程に追い込まれている人は、ブラックリストに載るデメリットよりも返済に追い立てられなくて済む事の方が優先されるくらいに追い込まれているので、債務整理をする事も選択の一つとしては仕方がないのでしょう。
債務整理をしてブラックリストに載ると、その情報は信用情報機関に7年間保存されます。つまりその期間借りられないわけですね。

たくさん申し込む

最近クレジットカードなど、作るだけで商品券やポイントをプレゼントの様なキャンペーンがとても多いです。
ですからそれを利用して一気にいくつも作りまくって一時金をゲット、なんて方法がネット上にはよくありますが、これはブラックリストに載ってしまいますのでやめておきましょう。
あまりこういう事を知らずに軽い気持ちでやってしまう人がいますが、後々ローンを組みたい時などにとても不利になります。短絡的になりすぎない様に気を付けましょう。